アメリエフのブログ

バイオインフォマティクスの紹介と社員の日々
ニホンウナギ卵の遺伝子解析
akbです。

私は学生時代、ウナギを研究対象にしていました。
ウナギは日本人の食生活に欠かせない魚類ですが、
その生態は、謎ばかりです。
2009年に初めてウナギの卵が発見されました。
発見場所は、なんと日本から2000kmも離れた「西マリアナ海嶺」の南端海域でした。
研究チームの発表によると、2012年6月18日,ニホンウナギ卵の大量採集に成功したそうです。
そして得られた卵の遺伝子解析を行い,ウナギがどのようにして産卵しているのかを調査するようです。

かの有名なアリストテレスでさえ、『ウナギは泥から生まれる』と云ったそうです。そんなウナギの生態の謎が解き明かされる日も近いかもしれません。
<参考URL>
http://www.kitasato-u.ac.jp/mb/fieldwork/fieldwork12/index.html
| akb | バイオ | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
七夕には...
こんにちは、hatです。
道端で短冊をぶら下げた笹を見かけて、もうすぐ七夕なんだなあと思いました。
今年の七夕は晴れて、織姫と彦星が会えるといいですね。

さて、そんな七夕の7月7日に、
第14回バイオインフォマティクス勉強会「Exomeデータ解析入門
を開催します。
今回はメンデル遺伝病の疾患関連遺伝子探索を目的としたExomeデータ解析を中心に取り上げたいとおもいます。

おかげさまで多数のお申し込みをいただいておりますが、今回はキャパシティの広い会場をご用意したため、まだお申込み可能です。
Exome解析にご興味ある方は、ぜひご参加ください!
| hat | 勉強会 | 18:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
1億売るオンナの8つの習慣
tokunagaです。
本日は書籍をご紹介したいと思います。

「1億売るオンナの8つの習慣」 太田彩子

この本は女性の営業職の方の書かれた本です。
単なる営業のノウハウだけでなく、女性の性質、強みを活かした具体的なアドバイスもあり、とてもわかりやすいと思いました。
情を動かすような言い方が出来るのも女性の一つの強みなんですね。
そこで、私も本に書かれていたアドバイスの一つで、自己開示出来るという「おでこ出し」を最近実践してみています。その結果・・・見た目が若干気の強そうな感じになったような気がします。

内容が具体的なので実践しやすく、接客をすることがある女性にはオススメです。
| tokunaga | 書籍の紹介 | 17:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
QCの道 その4
こんにちは。detです。
今日は前回のQCの道 その3の続きです。

FASTX-Toolkitが持つ機能について、引き続き紹介いたします。

・fastq_quality_trimmer
FASTQ ファイルの各リードの 3'側から、指定したクオリティ値(qv)未満の塩基を順番に削除していきます。指定したqvより高いqvの塩基が見つかったら、そこでストップします。そして削除の結果、リードの長さが指定した長さ未満になった時はそのリード自体が削除されます。5'側からの削除には対応していません。

【optionの説明】
-h: ヘルプを表示します。
-t N: qvの閾値を指定します。この閾値未満の塩基は削除されます。
-l N: リード長さの最小値を指定します。この最小値未満の長さのリードは削除されます。デフォルトでは0になっています。
-z: 出力をgzip形式で圧縮します。
-i: 入力ファイルを指定します。
-o: 出力ファイルを指定します。指定しない場合は標準出力に出力されます。
-v: 処理前後でのリード数などを出力してくれます。

【実行例1: 3'末端からqvが20未満の塩基削除】
$ fastq_quality_trimmer -t 20 -Q 33 -i test.fastq -o out.fastq

【実行例2: 3'末端からqvが20未満の塩基を削除し、長さが10塩基未満になったリードを削除】
$ fastq_quality_trimmer -t 20 -l 10 -Q 33 -i test.fastq -o out.fastq


・fastx_renamer
FASTA/FASTQ ファイルの、ID行とオプション行(1行目と3行目)を、リード毎に昇順にカウントされる数字かそのリードの塩基配列でリネームします。

【optionの説明】
-h: ヘルプを表示します。
-n TYPE: リネームタイプを指定します。COUNTにすると、昇順の数字に、SEQにすると、塩基配列でリネームされます。
-z: 出力をgzip形式で圧縮します。
-i: 入力ファイルを指定します。
-o: 出力ファイルを指定します。指定しない場合は標準出力に出力されます。

【実行例: 昇順の数字で置き換える場合】
$ fastx_renamer -n COUNT -i test.fastq -o out.fastq -Q33

【実行例: 塩基配列で置き換える場合】
$ fastx_renamer -n SEQ -i test.fastq -o out.fastq -Q33

それでは、また次回に。
| deda | 次世代シーケンサー解析 | 16:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
4月期終了
tokunagaです。

バイオインフォマティクススクールの4月期が先週土曜日に終了いたしました。

参加者の皆様、4月からの3か月間(計6回)お疲れ様でした。
最初はLinux操作の基礎の基礎から、最終日には実際の解析で使用出来るツールを使った応用まで幅広く行ってきましたが、いかがでしたでしょうか?
この期間にLinuxを用いた解析について、少しでも理解を深めるお役に立てていましたら幸いです。

今後とも皆様からいただいたご意見を素に、より良い内容へと改善していきたいと思っております。

さて7月期も締切日が迫っておりますがまだまだ募集中です。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。
| tokunaga | スクール | 12:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
スクールのCMができました
以前アナウンスしたバイオインフォマティクス・スクールのCMが完成しました。



弊社スクールの雰囲気が伝われば幸いです。
7月開講の「Linux基礎(全6回)」が現在お申込み受付中です。
お申し込みはお早めに!
| hat | スクール | 15:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
ライフサイエンス新着論文レビュー
akbです。

ライフサイエンスのwebサイトを1つご紹介致します。

ライフサイエンス新着論文レビュー
FIRST AUTHOR'S


”新着論文レビューとは”サイトでも詳しくご説明されていますが、
Nature,Science,Cell などに代表されるトップジャーナルに掲載された日本人を著者とする生命科学分野の論文を、だれでも自由に閲覧・利用できるようWeb上にていち早く無料で公開しているサイトです。
特徴は、論文の著者自身が日本語で執筆しており、専門分野の異なる生命科学研究者向けに書かれていることです。

本日は、ライフサイエンス新着レビューで拝見した興味深い論文についてご紹介致します。

『母性因子PGC7はヒストンH3の9番目のリジン残基のジメチル化との結合を介し受精卵における5-メチルシトシンから5-ヒドロキシルメチルシトシンへの変換を阻害する』

2012年6月20日
中村肇伸・仲野 徹
(大阪大学大学院医学系研究科 幹細胞病理学)

PGC7 binds histone H3K9me2 to protect against conversion of 5mC to 5hmC in early embryos.
Toshinobu Nakamura, Yu-Jung Liu, Hiroyuki Nakashima, Hiroki Umehara, Kimiko Inoue, Shogo Matoba, Makoto Tachibana, Atsuo Ogura, Yoichi Shinkai, Toru Nakano
Nature, 486, 415-419 (2012)

要約
5-メチルシトシンによるDNA修飾はエピジェネティックな遺伝子の発現制御に重要な役割をはたしている.
5-メチルシトシンはメチルシトシンデオキシナーゼTetにより5-ヒドロキシルメチルシトシンという別のDNA修飾へと変換されうる.
また,ゲノムにおける5-ヒドロキシルメチルシトシンと5-メチルシトシンとのバランスは多能性や細胞系譜の運命決定と密接に関係している.
母性因子であるPGC7は,初期発生において5-メチルシトシンから5-ヒドロキシルメチルシトシンへの変換から雌性ゲノムを保護することが報告されている.
今回,筆者らは,PGC7がヒストンH3の9番目のリジン残基のジメチル化を介して雌性クロマチンと結合し,
これをTet3による5-メチルシトシンから5-ヒドロキシルメチルシトシンへの変換から保護することを見い出した.
さらに,成熟した精子において,ヒストンH3の9番目のリジン残基のジメチル化の存在するインプリント遺伝子の制御領域にある5-メチルシトシンも,
PGC7との結合により保護されていた.このような制御機構は,初期胚と同様に体細胞においてもDNA修飾に関与していることが考えられた.

©  2012 中村肇伸・仲野 徹 Licensed under CC 表示 2.1 日本
(※ライフサイエンス新着論文レビュー 要約を参照)

日本語のレビューに頼ってしまうのは、英語の勉強にはならないと思いますが、いち早く&幅広く生命科学の情報を得るには適したサイトだと思います。
是非、ご覧になって下さい。
| akb | バイオ | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
QCの道 その3
こんにちは。detです。
今日は前回のQCの道 その2の続きです。

FASTX-Toolkitが持つ機能について、引き続き紹介いたします。

・fastx_trimmer
FASTA/FASTQ ファイルの各リードの先頭から、指定した塩基数を削除して出力することができます。全てのリードの塩基が同じ数だけ削除されます。

【optionの説明】
-h: ヘルプを表示します。
-f N: リードの先頭からN塩基の手前までを削除します。
-l N: リードの先頭からN塩基まで残して削除します。
-z: 出力をgzip形式で圧縮します。
-i: 入力ファイルを指定します。
-o: 出力ファイルを指定します。指定しない場合は標準出力に出力されます。

【実行例1: 先頭から4塩基削除】
$ fastx_trimmer -f 5 -i test.fastq -o out.fastq -Q33

【実行例2: 4から10塩基を抽出】
$ fastx_trimmer -f 4 -l 10 -i test.fastq -o out.fastq -Q33


・fastq_quality_filter
FASTA/FASTQ ファイルの各リードのクオリティをチェックし、一定のクオリティ以上の塩基が指定した割合未満であった時に、そのリードそのものを削除するツールです。

【optionの説明】
-h: ヘルプを表示します。
-q N: 最低でも維持しなければならないクオリティ値(QV)を指定します。
-p N: リードを占める指定したQVを維持する塩基の割合が、ここで指定した数値(%)未満のときはそのリードを削除します。
-z: 出力をgzip形式で圧縮します。
-i: 入力ファイルを指定します。
-o: 出力ファイルを指定します。指定しない場合は標準出力に出力されます。
-v: 処理前後でのリード数などを出力してくれます。

【実行例: QVが20以上の塩基の割合が20%未満のリードを削除】
$ fastq_quality_filter -i test.fastq -o qual_fil_1.fastq -q 20 -p 20 -Q 33


それでは、また次回に。
| deda | 次世代シーケンサー解析 | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
【バイオインフォマティクス勉強会】Exomeデータ解析入門
バイオインフォマティクス勉強会のお知らせです。

7月7日(土)に第14回バイオインフォマティクス勉強会
「Exomeデータ解析入門」を開催します。

3月の勉強会ではがんゲノムに焦点をしぼりましたが、今回はメンデル遺伝病の疾患関連遺伝子探索を目的としたExomeデータ解析を中心に取り上げたいとおもいます。

最近注目されているデコイ配列の利用や、SNVのフィルタリング、アノテーション付けまでをご紹介する予定です。
詳細は、ニュースをご覧ください。

みなさまとお会いできることを楽しみにしています。
| hat | 勉強会 | 12:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
免疫不全ブタ
tokunagaです。

今日はyahooニュースで気になる記事を見つけたのでのご紹介したいと思います。

生物研など、「免疫不全ブタ」開発で臓器再生などに用いるヒト化ブタに進展

マウスでは免疫関連遺伝子をKOして作成された「免疫不全マウス」がヒトの疾患モデルとして使われているとはよく聞きますが、ブタでも開発されていたんですね!
一時前にブタの臓器がヒトへの移植に適しているという話を聞いてはおりましたが、あれから研究は着々と進んでいたんですね・・・
獲得免疫の因子を失った哺乳類は非常に抵抗力が弱くなるというのは聞いていたので、マウス以外の動物、しかも体が大きい動物で開発されたことに驚きました。そして免疫系においてIL2rgはかなり重要な働きをしていることを改めて知りました。たった一つのサイトカインの働きを失うだけでも致命的になるのですね。
しかし、やはり哺乳類なので獲得免疫の機能がなくては長生きは出来ないようです。

近い将来ヒト化されたブタが開発され、再生医療に用いられる・・・ちょっと不思議な感じがします!
| tokunaga | バイオ | 15:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
アメリエフCM・2012夏
弊社バイオインフォマティクス・スクールの雰囲気をたくさんの方にお伝えしたく、イメージビデオを撮影しました。

監督・撮影・編集は不肖hatが担当させていただきました。
講師である社長の山口が「Linuxの基礎の基礎からNGS解析の導入部分まで」をわかりやすくご説明させていただいていることが伝われば幸いです。

余談ですが、生徒役は弊社の新人社員です。彼らの名演技にもご注目ください!
来週には公開できる予定ですので、お楽しみに。

7月開講の「Linux基礎(全6回)」が現在お申込み受付中です。
「Linuxをいちから学んで、NGS解析を始めたい」方はぜひご検討ください。
| hat | スクール | 17:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
遺伝統計解析
akbです。
遺伝統計解析を勉強中です。
大量の情報が得られるようになったゲノム研究の分野において、遺伝統計学の有効的な活用は必要不可欠です。
なぜなら、大量の情報の中には求めるデータだけでなく、偽のデータも多く含まれているからです。
現在、使われている統計手法の基礎は、遺伝学者によって1900年前後に確立されていたことを最近になって知りました。
遺伝統計学を使いこなせるように精進したいと思います。
| akb | よもやま話 | 18:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
QCの道 その2
こんにちは。detです。
今日は前回のQCの道 その1の続きです。

まずは、FASTX-Toolkitが持つ各機能について順番に説明して行きたいと考えています。

1.インストール方法
上記のFASTX_Toolkitのウェブサイトからダウンロードページに飛ぶと、一番上に、コンパイル済みのバイナリデータがあります。
あなたの環境が64bitのlinux環境であれば、Linux(64bit)を選択しダウンロードします。この記事執筆時点でのファイル名は以下のようになっています。

fastx_toolkit_0.0.13_binaries_Linux_2.6_amd64.tar.bz2

これをlinux上で以下のコマンドで解凍します。

$ tar jxvf fastx_toolkit_0.0.13_binaries_Linux_2.6_amd64.tar.bz2

これで同じ階層に bin/ というディレクトリができます。
あとはその bin/ にPATHを通せばどこでも利用できます。


2.使用方法
bin/の中を見て頂くと、たくさんのツールが存在しています。それら一つ一つがfastqファイルに対してさまざまな処理をする機能を持っています。それらについて一つずつ、紹介していきます。
注意事項:FASTX-Toolkitの各種ツールを実行するときは、オプションで -Q 33 を与えることを忘れないでください。

・fastq_to_fasta
fastqファイルに含まれる各リードをfastaに変換します。単純に考えれば、fastqファイルの3行目と4行目を削除したものになります。また、Nが一つでもあるリードは除去されてなくなってしまいます。その代り、どんなにクオリティ値が低いリードでも除去されません。

【optionの説明】
-h: ヘルプを表示します。
-r: fastqファイルの各リード1行目のシーケンスIDをただの番号に変えます。ファイルの先頭から各リードに1から順番に番号が付きます。
-n: デフォルトではNが一つでもあるリードは除去されます。このオプションを入れると、Nがあっても除去されません。
-v: 処理前後でのリード数などを出力してくれます。
-i: 入力ファイルを指定します。
-o: 出力ファイルを指定します。指定しない場合は標準出力に出力されます。

【実行例1: 普通に変換】
$ fastq_to_fasta -i test.fastq -o test.fasta -Q 33

【実行例2: 番号付出力、及びNがあっても除去しない】
$ fastq_to_fasta -i test.fastq -o test.fasta -r -n -Q 33


これ以外にもいろいろツールがあります。それはまた次回にご説明いたします。
| deda | 次世代シーケンサー解析 | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
昼メシは座って食べるな!
tokunagaです。
本日は最近読んだ書籍の紹介したいと思います。

ファーストヴィレッジ株式会社の市村洋文さんが書かれた本です。
「昼メシは座って食べるな!」

内容は、著者が日本一厳しい会社と呼ばれていた野村証券に営業マンとして勤めていた頃の仕事のエピソードと共に、そこから学んだことや心がけについて書かれています。
その具体的なエピソードの一つ一つがとてもインパクトのありました。
会社の厳しいノルマ、顧客を取るために大金を使うゴージャスな接待、「そこまで!?」と思うような顧客への細やかな心遣いなど、どのエピソードにおいても私の今まで想像もつかなかった世界が垣間見えた気がしました。
何よりも著者がパワフルに困難を切り抜けてきたことが印象に残りました。
また、著者が大事にしている「ラックマネジメント」という考え方がとても面白いなと感じました。なんでもないようなことでもまっすぐに全力で取り組んでいく著者のその姿勢を見習いたいです。

ただ女性視点からすると、
タイトルにもあるような「座らずに昼メシを移動しながら食べる」というのはいくら急いでいるとはいえ、ちょっと品がないのでは・・・・と、少し思うところもありました。

ビジネスパーソンとして視野を広げたい方にお勧めです。
| tokunaga | 書籍の紹介 | 11:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
BWA v0.5.xとv0.6.xの比較(1)
BWAの最新バージョンはv0.6.1ですが(2012年6月現在)、まだv0.5.x系をお使いの方も多いのではないでしょうか。
BWA v0.5.x系とv0.6.x系で何が違うかまとめてみました。

■BWA v0.6.xの変更点
・4GB以上のゲノムに対応
・ForwardとReverseのインデックスを統合することにより、BWA-shortで20%、BWA-SWで90%のスピードアップを実現
・BWA-SWがPaired-endに対応

■インデックスファイルのちがい
ヒトリファレンスゲノムhg19.faに対して、bwa v0.5.9とbwa v0.6.1でそれぞれインデックスを作成すると、生成されるファイルサイズは次のように異なります。



BWA v0.6.1ではReverse用のインデックスが生成されなくなっていて、bwtやsaといったインデックスファイルのサイズが大きくなっています。

■デフォルトパラメータのちがい
・bwa indexの-c(build color-space index)オプションが削除されました。
・bwa alnは-c(input sequences are in the color space)オプションが削除されて、-Y(filter Casava-filtered sequences)オプションが追加されました。
・bwa sampeは(Usageを見る限り)変更がないようです。

■互換性
・v0.5.x系はv0.5.x系のインデックスファイルを使って、v0.6.x系はv0.6.x系のインデックスファイルを使って、マッピングしないといけません。
・bwa v0.5.9で作成したインデックスファイルに対してbwa v0.6.1でalnを実行しても、bwa v0.6.1で作成したインデックスファイルに対してbwa v0.5.9でalnを実行しても、エラーになります。

■iGenomes
ちなみに最近のIllumina iGenomesには、bwa v0.5.x系と0.6.x系両方のインデックスファイルが含まれています。

次回は、マッピング結果のちがいについてまとめます。
| hat | 次世代シーケンサー解析 | 17:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
サーバーの熱
tokunagaです。
たまには会社のことも書いてみようと思います。

サーバーの熱が最近すごいです。
人が増えたためPCやLinuxサーバーの数も増えましたので、
朝来た時、何とも言えないもわ〜っとした空気に襲われます。
今はまだ大丈夫ですが、夏本番になったらと思うと・・・・

電気代も節約してエコに機械の熱を逃がす方法を探したいですね!
| tokunaga | よもやま話 | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
DNAメチル化解析 その1
akbです。
本日は、DNAメチル化解析について説明したいと思います。

DNAメチル化解析の実験段階では、よくバイサルファイトと呼ばれる処理が用いられます。
バイサルファイト処理とは、メチル化されていないシトシン(非メチル化C)をウラシル(U)に変換する処理のことです。
この時、メチル化シトシンはシトシンとして残留しますので、バイサルファイト処理前とバイサルファイト処理後を比較解析することで、
シトシンのメチル化を1塩基レベルで判定することができます。

バイサルファイト後にPCRでシーケンスリードを増やすため、実際にはC→T(C→U→T)とreverse鎖のG→Aという置換がおきます。
つまりバイサルファイト後のシーケンスリードをマッピングする際には、このC→T、G→Aの置換を考慮したマッピングが必要になるわけです。

下記の論文では、バイサルファイト後リードのマッピングに特化したmappingソフトとして3のツールを比較しています。

1)BISMARK
2)BSMAP
3)RMAPBS

マッピング効率、時間、使用するCPUコア数などからBISMARKを推奨しています。

いくつかの連載にわけて、BISMARKをご紹介していきたいと思います。

参考文献
Comparison of alignment software for genome-wide bisulphite sequence data.
Nucleic Acids Res. 2012 May 1;40(10):e79. Epub 2012 Feb 16.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22344695
| akb | 次世代シーケンサー解析 | 18:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
スクール「Linux基礎」2012年7月期の募集を開始しました
バイオインフォマティクス・スクール「Linux基礎」2012年7月期の募集を開始しました。

第1回 7月14日(土)13:30〜15:30
 Linuxとは

第2回 7月28日(土)13:30〜15:30
 公開データベースおよびツールを活用する方法

第3回 8月11日(土)13:30〜15:30
 ファイルを自由に加工する方法1

第4回 8月25日(土)13:30〜15:30
 ファイルを自由に加工する方法2

第5回 9月08日(土)13:30〜15:30
 次世代シーケンスの公開データおよび解析ツールの活用

第6回 9月29日(土)13:30〜15:30
 次世代シーケンスのデータ解析と応用

詳細およびお申込みにつきましては、弊社スクールのページをご覧ください。

ご参加お待ちしております。
| hat | スクール | 09:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
QC の道 その1
こんにちは。detです。

今日は、次世代シーケンサーから得られる生データのクオリティコントロールについて、お話したいと思います。

次世代シーケンサーから得られるデータ(例えば、Fastq形式のファイル)は、クオリティに問題があることが多いため、その後の解析にそのデータをそのまま用いることはあまり推奨されません。

そこで、得られたデータを処理する前に、そのリードのクオリティを確認し、必要に応じてトリミングやリードの除外などの処理(クオリティコントロール(QC))をする必要があります。

ひとつ前の記事の一番下の資料にも一部書いてありますが、いくつかのフリーツールを用いてFastqファイルのQCをすることができます。よく利用されるものを以下に挙げてみます。

FASTX-Toolkit
Fastq/Fasta形式に対応したプリプロセスツール群です。いくつかのツールがセットになっており、データの統計解析や、形式の変換、長さやクオリティなどに基づいたトリミング・フィルタリング等の豊富な機能を持ちます。

PRINSEQ
PRINSEQもFasta/Fastqに対応したQCツールです。豊富なQC項目だけでなく統計解析を簡単にグラフィカルに確認できます。web版とコマンドラインで動かすstandalone版があり、windowsユーザーでも気軽に利用できます。

Tagcleaner
シーケンス用ライブラリ調整時に結合するアダプター(タグ)配列が、Fastqファイルの中に紛れ込んでいることがあります。そのタグを検出して削除してくれるのがこのTagcleanerです。タグ配列が不明の場合はその予測機能も持ちます。Tagcleanerにもweb版とstandalone版があります。

cmpfastq
ペアエンドのデータをQCしていくと、ペアの片側が除去されて無くなってしまい、片側だけのデータができてしまいます。その片側だけのデータを除去して、ペアを揃えるのがこのcmpfastqです。perlのハッシュを用いて処理を高速化していますが、大容量データだとメモリ消費量が上昇するのが難点です。

以上、簡単にQCソフトを紹介しました。上記以外にもQCに関するツールは存在しており、それぞれさまざまな特徴があります。

本日はこのくらいで。
detでした。

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次の記事 QC の道 その2 はこちら。
| deda | 次世代シーケンサー解析 | 17:12 | comments(3) | trackbacks(0) |
「NGS現場の会 第2回研究会」資料を公開しました
2012年5月24日(木)〜25日(金)にホテル阪急エキスポパークにて開催された「NGS現場の会 第2回研究会」に出展いたしました。
弊社ブースやポスター展示にお立ち寄りいただいた皆様、大変ありがとうございました。

朝から夜までNGSどっぷりの2日半(前日のチュートリアルを含めて)でした。
たくさんの方とお話ができて、とても楽しく貴重な時間を持つことができました。

弊社のポスター展示の内容を公開いたしましたので、ご興味のある方はぜひご覧ください。







| hat | 学会出展 | 18:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
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